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強い個人事業主のビジネスコミュニティー INDYELL

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あなたの常識は誰かの非常識


SUCSUC Creative代表の小池です。


SUCSUCの発足を機に、色々な場所で色々なお話をさせていただく機会が増えました。

直近では、「幸せにお金をつくる女性のコミュニティ UKA」さんで
全4回のライブ授業を担当させていただきました。

【ビジネスと人生をちょっと豊かにするデザインのはなし】
デザインには自信がないけど、でも自分でチラシとか作らなきゃ・・・
という起業したての方に向けて、
最低限ここだけ抑えれば大丈夫ですよ!という内容です。

第1回「デザインってなんですか?」
https://youtu.be/DQGa6MWYZys

第2回「色」を制するものがデザインを制する! 」
https://youtu.be/4F9yxWSqwFI

第3回「フォントが印象を大きく変える!」
https://youtu.be/fHRZQ2FLyH0

最終回「あなたの思いを乗せるチラシのデザイン」
https://youtu.be/jt0iCYdoSCU

こういう話を無料で公開することについて、
「プロのデザイナーに依頼する人が減っちゃうじゃん!!!」
というご意見をいただくことがあります。

私ね、こういうご意見はもっともだと思うのです。
というか、数年前の私もそう思っていました。

ではどうして今このような活動をしているのかというと、
理由は大きく2つあります。


理由1
プロの本当の価値は一般的な知識を超えたところにあるから


私の尊敬する経営アドバイザーさんがいらっしゃるのですが、
その方は本を何冊も出版されていて、
メルマガやセミナーなどで誰も知らない経営の裏技や、
銀行との交渉の究極のコツなどを、
惜しげも無くバンッバン大放出されています。

あまりにも大盤振る舞いなので、
「そんなに何でもかんでも言いまくったら、あなたとアドバイザー契約を結ぶお客様がいなくなってしまうのではないですか?」
と質問してみたことがあります。
そうしたら、
「本やセミナーで得られた知識だけで俺と同じことができるならやってみろって感じだね〜」
と返されてしまいました。笑

確かにそうですよね。
この経営アドバイザーさんに全国からお客様が絶えないのは、
本に書いてある知識を学びたいからではなく、
これだけの知識と経験のある人に、自分の問題を解決してほしいからです。

私たち専門分野のプロが目指すべきなのは、
ただの知識ではなく、知識と経験をもとにお客様一人一人の問題を解決することを
商品・サービスとして提供することです。
知識を出し惜しみしていたら、本当に問題を解決してほしいほ思っている人に届かないのです。

理由2
プロの「常識」は見える化しないと意味がないから


SUCSUCで繰り返しお伝えしている考え方に、
専門分野のプロが必ずかかっている“プロ病”というものがあります。

何年も何十年もずっとその道一筋で生きてきた職人と、
一般のお客様との間には、圧倒的な知識量の差が生まれます。

でも、人間というのは自分の視点からしか世界を眺められないものなので、
知らず知らずのうちに専門用語を使ってしまったり、
お客様にとってわかりにくい説明をしてしまったりします。
しかもそれに自分では気づけない。

そしてプロ病のもう一つの症状が、
自分の価値を過小評価してしまうというものです。

自分ができること、知っていることが自分にとっての当たり前なので、
それ以外の人から見たらどれほど価値があるものなのかが分からない。

例えば、今回ご紹介した私のライブ授業です。

SUCSUC Creativeの会員さんにとっては
「何こんな初歩的なことをもったいぶって言ってるんだろうこの人」
という風に映っているのだろうなぁと思います。笑
お恥ずかしい!

でもですね、実際にやってみると、
普段デザインと関わらずに過ごしている多くの一般の方から
「勉強になりました!」というお声をいただけたりするのです。

こういうの、クリエイティブ業界に限らず、
ほぼ全ての専門業界の人たちに共通すると思います。

あなたにとっての常識は、
他の多くの人にとっての非常識。
つまり、あなたのお客様になるかもしれない方々にとっては
実はとても価値のあるものである可能性が高いのです。

で、あればですよ。
価値があるかないかをその人たちに判断してもらうために、
自分にとっての当たり前をコンテンツとして見える化してみるのもアリだと思いませんか?





小池 さやか
株式会社SAVIE代表取締役
1982年生まれ
デザイン会社勤務を経て、結婚を機に独立。 その翌年、元旦那に貯金全額を使い込まれて30歳で一文無しのバツイチになる。 死に物狂いで働いて一年間で資本金と引っ越し費用を貯めて株式会社SAVIEを設立。
社名の由来は3匹飼っているサビ猫から。
趣味はバイクツーリング。